上宮学園

上宮中学校・高等学校は、120年以上の歴史と実績を誇る全国屈指の伝統校です。この道のりは、日本における中学校・高等学校の教育の原点として、常に「これから」を見つめ続けた歴史でもあります。2011年には男子校から共学校へと生まれ変わり、次代に向けての大きな一歩を踏み出しました。私たちが育むのは、一人ひとりの夢や目標をかたちにする高い学力。
そして、生涯にわたって支えとなる豊かな温もりに満ちた人間力。
今までも、そしてこれからも上宮は生徒全員の未来に寄りそい続けます。

学園長挨拶

創立130周年に向けて

上宮は明治23年(1890年)浄土宗の大阪支校として開学したのに始まります。現在、上宮学園は、天王寺の地に上宮中学校・上宮高等学校を、南河内郡太子町の地に上宮太子中学校・上宮太子高等学校を設置しておりますが、中学校については、平成30年度の募集から上宮太子中学校と上宮中学校とを統合し、天王寺の地において上宮学園中学校として生徒募集を行っていきます。

上宮学園の各設置校においては、鎌倉時代に浄土宗を開かれた法然上人を学校祖と仰ぎ、校歌は法然上人が詠まれた和歌「月かげの いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」であり、これは浄土宗の宗歌でもあります。各設置校では、校歌「月かげ」と校訓「正思明行」のもと、学順「一に掃除、二に勤行、三に学問」にしたがい、学校祖 法然上人の御教えに基づく全人教育を行っております。生徒たちには、知識の追求のみならず、週1時間の宗教の授業、月1回の御忌式、様々な学校行事を通じて、「共生」の心、「感謝」の心、「自律」の心を養うことにより、智慧を身に付け、自立した社会に貢献できる有意の社会人になってほしいと思っています。

上宮は2020年に創立130周年を迎えます。創立130周年記念事業として、戦前からの建物である上宮中学校・高等学校校舎の建て替えを計画中です。計画通りに進行すれば、2019年度2学期から新校舎での授業の開始となります。教職員一同力を合わせて、上宮学園の発展を支えて参りたいと思っています。

 

上宮学園 理事長・学園長 田中裕史

学校長挨拶

上宮学園中学校を志望する受験生と保護者の皆様へ

来春、大阪市の中心、大阪城の南、上町台地の中央に、新しい中学校が誕生します。上宮中学校と上宮太子中学校の二校が統合します。統合することで、両校の長所が二つのエネルギーの流れとなって合わさり、一つの渦を創り出し、その渦はどんどん勢いを増して渦巻きが竜巻のように上天めざして昇っていきます。

上宮127年の伝統の力と原点に立ち戻って真っ白なカンバスに絵を描くように新たな息吹とともに動き出す上宮学園中学校は、時代の変化に対応しつつ、様々な社会のありとあらゆる分野でそれぞれ活躍し、世界に飛躍できる人材を育てたいと考えています。そこで、全く異なる個性と個性が切磋琢磨し、友情を育むことで、別々の世界で活躍するようになっても、変わらぬ生涯の友を得ることは、中学から高校にかけての学校生活で得ることのできる一生の宝であるといえます。

上宮学園中学は、浄土宗の宗祖法然上人を校祖と仰ぐ学校です。仏教は、人が仏の悟りを目指して生きること、すなわち、人生の理想を志すための教えです。学校全体が一つの有機体であるかのような存在として、生徒一人一人が主人公として輝けるそれぞれのストーリーを大切にし、人生の理想と目標を見つけて前進できるよう手助けをしてまいります。

 

上宮高等学校を志望する受験生の皆様へ

上宮高等学校は、浄土宗の宗祖法然上人を校祖と仰ぎ、仏教の人間が仏の悟りを目指して、試練に耐えながら人生を生き抜くという精神的な基盤を涵養しながら、今年、創立127年目を迎えました。学校の内外では、この間に時は流れ歴史が大きく動いていきました。刻一刻と時が刻まれるように、年々歳々、卒業と入学を繰り返し、生徒の顔ぶれも移り変わっていきます。卒業生の数も4万人を超え、社会のあらゆる分野で活躍し、世界に飛躍している上宮人が数多くいます。

120年間の男子校の時代と共学化が始まって以来7年間、大学進学を中心とした学習指導と進路指導を行い、高校から次の高等教育への橋渡しも果たしてまいりました。

現在、新入生は、パワーコース・英数コースは国公立大学、プレップコースは連携大学を中心とした私立大学での大学見学会で、体験的に将来への夢を育みます。ゆりかごの時期から文理のコース分けという自立の時期を経て、さらにまた、2年生になると、自分自身を見つめ直しながら適性と志望進路をすりあわせていきます。いよいよ3年生となると大学への扉を一つ選んで開けるという段階を迎えます。生徒が進路選択にあたって、オープンキャンパスをはじめ、マスメディアやネットの情報までも含めて、各自の情報収集能力を十分なものに育て、情報に対するリテラシーも含めて自主的判断力を育てているのが、上宮の進路指導です。

日常の学習活動やクラブ活動は、学校生活の基本です。さらに、大きく価値観が変動する世界情勢と日本社会の変化を理解し、社会参加の意識を育成しながら、決して自己中心的でなく、社会の一員として貢献できる人材へと教育する学び舎として、上宮高等学校は、皆さんを歓迎いたします。

 

上宮中学校・高等学校 校長 山縣 真平

教育理念

本校が目標とするのは、一人ひとりの希望進路の実現はもちろん、社会のあらゆるフィールドで必要とされる人材の育成。学力だけでなく、人間力。それが、上宮の教育姿勢です。

中学校・高等学校の6年間は、目標に向かって前進する行動力、自分をコントロールする自律心、そして責任ある言動がとれる独立心を育てるのに大切な時期です。上宮では「知」「徳」「体」のバランスのとれた教育を徹底し、学習面だけでなく人間として大きく成長できる学びの体制を整えています。

それぞれの希望進路に応じて、コース別の学習指導を行っています。中学校では難関国公立大学をめざす「特進コース」、難関私立大学をめざす「アップコース」、高等学校では日本のトップ5大学をめざす「パワーコース」、5教科重視で国公立大学をめざす「英数コース」、高大連携入試や指定校制推薦入試を利用する「プレップコース」を用意しています。

本校では、「より厳しく、より温かく」をモットーに生活指導を行っています。中学高校時代から社会のルールを身につけさせるため、挨拶や礼儀、服装、頭髪など規律ある生活を指導し、なぜ規律が存在するのか、なぜ守らなければならないのかを考えさせています。また、生徒一人ひとりの心のケアも重視した生活指導を実践。きめ細かなカウンセリングを行う「教育相談室」の設置や、学校と家庭が一体となって行う指導など、さまざまなサポート体制で生徒の成長を支えています。

 校歌「月影」

これは校租・法然上人が仏様の慈愛について謳った御作です。 仏の慈愛はさながら月光に似て、人の世のすみずみまで照らします。だが、月明かりを「きれいだ」と思う人にだけ月光の良さがわかるように、「ああこれが仏の慈愛なのだ」 と感じ取れる人にだけ、慈悲の心は通じる。仏恩とはそのようなもの、と説いておられます。

校訓

校訓

正思明行

「この人について行きたい」と思われるような人物は、いつも清く正しい考えを持ち、その言動もおのずと清明で、正々堂々としているもの。この四文字には、そんな立派な人物になってほしいという校租の願いが込められています。

 

沿革

沿革

1890年 浄土宗学大阪支校設立(大阪市天王寺区生玉)
1894年 大阪市天王寺区上之宮町に新築移転
1912年 旧制上宮中学校として一般の子弟に門戸を開放
1947年 新制上宮中学校発足
1948年 新制上宮高等学校発足
1969年 上宮中学校の募集停止
1985年 大阪府南河内郡に上宮中学校復活開校
後に上宮太子中学校・高等学校となる
1990年 創立100周年記念式典を挙行
1993年 現在の場所に上宮中学校復活
中高6カ年一貫教育を開始
2002年 上宮中学校に「特進コース」開設
2007年 上宮高等学校に「パワーコース」開設
2008年 上宮高等学校に「プレップコース」開設
2011年 共学開始
2012年 7号館完成
2014年 上宮中学校に「アップコース」開設
2018年 上宮中学校と上宮太子中学校が統合し上宮学園中学校誕生
2020年 上宮学園創立130周年